タイルの豆知識

タイルの製法

タイルの豆知識

今回はタイルの製造方法についてご紹介させて頂きます。
製造方法にはその成形方法から大きく分けて「乾式製法」と「湿式製法」の2通りがあります。

タイルの製造方法

1)乾式製法
まずは粉末にした原料(坏土はいど)を、金型を装着した高圧プレス機に充填し、成形します。
その後、泥しょう状に細摩した釉薬を、スプレーがけなどの方法で、乾燥させたタイルの表面に施します。
そして、ローラーハースキルンで、タイルを重ねずに平置きで30分~2時間焼成します。

タイルの製造方法-1 粒状の坏土を高圧プレス機に充填し形成

タイルの製造方法-2 ローラーハースキルンでは、重ねず平置きで焼成

2)湿式製法
原料を土練機にかけ含水量が均一になるよう水を加えながら十分に練り、含水率が20~25%に調整された土のかたまりをつくります。 その土のかたまりを真空押出成形機で板状に押し出して成形し、押し出されたものをピアノ線で所定のサイズに切断します。
成形された生素地を台車に積み、70~80℃の乾燥炉で、3~5日かけて完全に乾燥させます。乾燥させたタイルを台車に積み、トンネル窯をゆっくりと移動させながら20~40時間かけて焼成します。

タイルの製造方法-3 

板状に押し出しピアノ線で所定のサイズに切断

タイルの製造方法-4 

トンネル窯をゆっくりと移動させながら20~40時間かけて焼成

参考・引用文献:タイル手帖:(一社)全国タイル業協会

次のページ